平素よりお世話になっております。沖縄県密着 高圧受電設備専門のマエキューです。

いつもブログをお読みいただき誠にありがとうございます。

今回は「高圧受電設備の保守点検費用とコスト削減のポイント」についてお話しさせていただきます。

高圧受電設備保守点検は、企業の安全と法令遵守のために不可欠な業務です。しかし、その費用が気になる方も多いでしょう。この記事では、保守点検にかかる費用相場と、コストを抑えながらも安全性を確保するための具体的な工夫について解説します。


1. 高圧受電設備保守点検費用の相場と内訳

高圧受電設備保守点検かかる費用は、設備の規模や依頼する業者、点検内容によって変動します。一般的に、月次点検年次点検など、法律で定められた内容の点検実施が中心となります。

保守点検費用の内訳

  • 人件費: 点検を行う電気主任技術者や専門技術者の費用です。
  • 試験・測定機器費: 点検・試験に使用する専門機器の利用費用が含まれます。
  • 管理サポート費: 点検記録や報告書の作成、法規制への対応サポートなどの費用です。

これらの費用は必要経費として捉えるべきですが、適切な保守管理を怠り、重大事故損害が発生すれば、かえって高額な出費となる事例も少なくありません。

2. 保守点検コストを抑える3つの工夫

保守点検費用は必要経費ですが、賢い工夫でコストを抑えることは可能です。

  • 長期契約による単価交渉: 複数年の保守契約を締結することで、単価交渉を行い、全体のコストを削減できる場合があります。
  • 適切な時期での設備更新: 老朽化した設備は非効率であり、点検メンテナンスに余計な費用がかかる場合があります。適切な時期に設備更新を計画することで、長期的なコストダウンにつながります。
  • 外部委託と自社管理のコスト比較: 自社の運用方針に合わせて、外部委託自社管理のどちらが費用対効果が高いか、事前に比較検討することが重要です。

3. 自社管理と外部委託のメリット・デメリット

高圧受電設備保守管理には、自社で技術者を雇用するか、外部業者保安業務委託するかの2つの方法があります。

自社管理

  • メリット:
    • 設備トラブル時に迅速な対応が可能
    • 日常的な監視や事業規模に合わせた個別対応
  • デメリット:
    • 技術者の採用・教育コストがかかる
    • 有資格者の確保が難しい

外部委託

  • メリット:
    • 短期間で専門家による保守体制を構築できる
    • 最新の知識と技術を活用でき、法的規制にも適切に対応できる
  • デメリット:
    • コストが一定以上かかる場合がある
    • 緊急対応時の到着時間に制限がある場合がある

自社設備の現場環境や法令要件、運用方針に応じた最適な管理体制を選択することが重要です。

4. 適切な業者選びのポイント

高圧受電設備保守点検業務外部委託する場合、優れた業者を選ぶことが、設備の安全運用コストパフォーマンスの両方につながります。

  • 実績と技術力: 多数の現場での経験や豊富な点検事例、確かな技術力があるかを確認しましょう。
  • アフターフォロー: 点検後の報告書提出や緊急時の対応、将来的な設備更新に関するサポート体制が充実しているかを確認しましょう。
  • 費用の透明性: 保守点検費用だけでなく、見積り内容や対応の透明性を重視しましょう。不明瞭な項目がなく、詳細に作業内容を説明する姿勢がある業者は信頼度が高いです。

これらのポイントを押さえて業者を選ぶことで、電気設備事故防止安定運用と同時に保守コストを最適化できます。

高圧受電設備の点検・保守管理に関するご相談がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

マエキューは高圧受電設備専門の電気工事会社です。
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